【30歳・独学】基本情報技術者試験に一発合格する勉強法

2019年9月19日

秋季の基本情報技術者試験まであと1か月とちょっととなりました。
私は今年の春季試験で、かなりぎりぎりでしたが、一発合格をしました。
さらに行政書士や宅建といった国家資格を持っていて、それなりに資格試験の勉強法がわかってきたなと思っています。
そんな私が経験的に良いと思う勉強法を紹介しています。独自に編み出したものですので合うかどうかはわかりませんが、是非参考にしてみてください。



基本情報技術者試験とは何か?についてはこちらで記事にしていますので参考にしてください。

試験と実務は違うものと割り切る

情報系か否かを問わず、試験と実務というのは違うものとして割り切る心構えが必要です。

どういうことかというと、試験に受かる知識や勉強法というのは実務で覚えるやり方と違っているということです。
業界歴が長くて知識や経験もあって仕事ができて信頼されているのになぜか試験に受からない人もいれば、実務経験が浅いのにあっさりと資格だけ取れてしまう人もいます。
また資格だけいっぱい持っていてそれを全く生かし切れていないという人もごまんといます(私もその一人です…)。
それは仕事での能力と試験に受かる能力というのが違うからです。

もちろん、その資格が実務と直結するものならば、資格で得た知識は実務に生かせなくては意味がありません。
ただ、仕事に関する知識がたくさんあるからと言ってそれだけで合格するわけではありません。
試験のための勉強をそれに合った勉強法でする必要があり、そのための時間を確保する必要があるのです。

それには予備校に通ったほうがいいとかそういう話ではありません。基本情報技術者試験に関して言えば独学でも十分受かることができます。
それでは、具体的な勉強方法について書いていきたいと思います。



勉強の計画は準備期間を確認するくらいで大丈夫

まずは試験日を確認して、どれくらい準備ができるか(試験日までの日数など)を考えましょう。
日々の計画を立てる人も多いですが、私はあまり計画については重視していません。

独学だとどこが難しいか、どこでつまずくのかが全くわからず計画の立てようがないからです。

あまり細かく予定を立ててもあとで狂ってテンパるだけですので、まずは参考書をそろえてゴリゴリ進めることをお勧めします。

もし計画を立てるなら「この日は何ページまでやる」というのではなく、「1日1時間やる」など、集中して取り組む時間ベースで計画を立てるほうが良いです。

もし明確に計画を立てるならある程度試験範囲がわかってから、又は2回目以降でよいと思います。
(2回目はやりたくないけど…)

参考書にはこだわろう

独学で最もポイントとなるのは参考書選びです。
予備校に通えばわからないことを先生に聞くという方法がありますが、独学は参考書が頼みの綱です。あとはせいぜいインターネットで調べるくらいです。
参考書選びは試験の合格率を大きく左右するので、あらかじめインターネットで評判を調べ、本屋さんで手に取ってじっくりと選んだほうが良いです。

個人的にお勧めの参考書についてはこちらで記事にしています。

参考書代はケチらない

あれやこれやと参考書をすべて購入すると10,000円くらいになって意外と高額と感じるかもしれません。
しかしケチらずにきちんと買ったほうがベターです。
繰り返しになりますが、独学の場合はテキストが頼みの綱で、合格を左右するからです。

また、できれば最新版の参考書を新品で購入しましょう。
法律系の試験と違って法改正による情報の更新がないので、古本屋で買った古い参考書でもあまり問題はないといえばないのですが、
それでも内容が新しいものに更新されるのとあとはモチベーションの問題ですね。

予備校に通ったら10万円くらいかかるのはざらですので、その分と思って是非参考書にはお金をかけてください。

参考書の使い方にはコツがある

いい参考書をそろえても全然使わなかったり、使い方を間違えては意味がありません。
ここからは私が経験上よいと思っている参考書の使い方を紹介します。

参考書は良さそうなものはドシドシ買おう

試験対策業界では「参考書1冊買ったら他に手を出さずに使い倒そう」とよく言います。
ただこれって一発で自分に合った参考書を見つけられた時だけの話なのですよね。

特に基本情報技術者試験の場合は参考書の種類も多いですし、間違ってわかりにくいものを買ってしまうことも少なくありません、
ちょっと読み進めて「全然わからん!」となった場合は、別の新しい参考書を買いなおしても恥ずかしいことではありません。
(もちろんお金に余裕があるときの話ですが・・・)

「一冊信じたのを買ったら他のを買うな!」と書かれると、違う参考書に浮気するのって恥ずかしいのかな・・・などと思ってしまいますがそれは違います。

参考書を買うだけ買って何もやらない、勉強しないということになってしまうことが問題なのであって、
わかりやすい参考書に巡り合うために何冊か購入しても、最終的に出会ったものをきちんと使いこなせれば問題ありません。
とにかく自分が理解できる最適な参考書を見つけて、使いこなすことが合格への近道です。

私も最初わかりにくい参考書を買ってしまいましたが、早めに気づいて乗り換えました。
あのとききちんとわかりやすいものに乗り換えて勉強が続けられたから受かったのかなと思っています。

参考までに私がお勧めする「キタミ式」を紹介しておきます。

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参考書は飛ばし飛ばし読む!

参考書は頭から全部理解しながら読む・・・なんてことをしている人はどのくらいいるでしょうか。
よっぽど頭が良いとか暗記力がすごいとかでない限り、たぶん途中で挫折します。

参考書使い倒すコツは、飛ばし飛ばし読んでいくことです。

この「飛ばし飛ばし読む」ことこそ、私が考える資格試験の突破方法の肝です。

基本情報技術者試験の参考書は、最初は2進数とか10進数とか数学的な内容です。
特に文系の人は読み進めるのが非常につらいです。私も文系で数学は大の苦手なので、ここは理解が十分ではないまま本試験に挑みました。

しかしこの分野が出題されるのは試験全体のほんの一部です。
本試験では6割が得点できれば良いので、必ずしも完全に理解していなくても試験自体は突破できる可能性があるのです。

参考書は「しっかり読み込む」のではなく、全体を見通して理解できるようになることが重要です。

そのため、難しいと感じた部分は一旦「こういう考えがあるんだ~」程度で進めて、理解ができそうなあたりを読み始めてみるのが良い手です。

私はこの分野と真ん中くらいにある「データベース」あたりを交互に飛ばし飛ばし読んでいきました。
「キタミ式」は前半は計算が多く、後半は暗記が多い分野ですので、うまく組み合わせて読み進めるのが飽きずに効率的に進めるコツです。
また、「キタミ式」は各章の冒頭に漫画が描かれているので、まずはそこを全部読んでどんなものを学ぶのかをざっと確認するのもよいでしょう。



参考書は何周もする、読んだところには跡を残す

資格試験の掲示板などでは「○○の参考書を3周した」などという話題で盛り上がることがあります。
この何周というのは、「参考書を何回読んだ」という意味で、それが勉強量の一つの指標というか、自慢するネタというような感じになっています。

参考書1回読んで終わりではなくて、何回も読むというのが当たり前です。
1回読めばすべて理解できるという天才は稀です。1回読んだだけでは理解できなかったところが2回目ではわかってくるということが大いにあります。
参考書の後ろのほうに書いてあった知識が最初のほうに合った知識と結合してより分かってくるということもあり得ます。

ところが先ほど紹介した「飛ばし飛ばし読む」ではいったいどこを読んだのかわからなくなってしまいます。
そこで、一度読んだところにはある程度マーカーや下線を入れたり、メモを書いたり跡を残しましょう。
そうすると、読んだかどうかが一目瞭然で、ときには「マーカーが引いてあるのに全然覚えてない!」と感じで逆に覚えるということもあります。

参考書の問題演習は有効活用する

だいたいの参考書には章ごとに数問の問題演習がついています。
キタミ式の場合は過去問演習がかなり豊富に掲載されています。

これらの演習問題は独学で参考書を読み進めるうえで重要な、地図のような存在です。
本番では大量の問題を解くわけですから、実践的な問題に早いうちから慣れておくことが重要です。

参考書の本文よりも前に演習問題を見てしまうのも一つの手です。

そして、掲載されている問題を解く場合は、ちょっと考えてわからなかったらすぐに答えを見ましょう。
私の場合はむしろ最初に答えを見てしまうことすらあります。
問題演習に掲載されている重要ポイントは参考書にマーカーをするなりノートに取るなりして記憶に残します。

重要ポイントとそれ以外のところを見分けることができるようにすることで、自分の参考書に起伏が生まれて、「飛ばし飛ばし読む」ときの一つの指標となります。

参考書を読むときのコツをまとめる

ここまで書いてきたコツをまとめると次のようになります。

まずは問題演習に掲載されている重要ポイントを最初に覚える、次はそれ以外のところを覚える。
参考書全体を
飛ばし飛ばし読みながら、これを何周も繰り返す。

イメージとしては、周縁部からグルグル回っていって、徐々に核心に近づく・・・みたいな感じです。
こうすることで少しずつ論点が見えてきて、合格に近づきます。

私が学習計画を重視しないのもここに理由があります。学習計画は立てるとしたら「この日はテキスト20ページまでやる!」というものになると思いますが、それはこの学習法にはなじまないからです。

学習時間はこま切れ時間が重要

これもよく言われることですが、勉強をするときはこま切れ時間を活用することが重要です。

実感として、2時間をぶっ通しで続けるよりは、30分を4回作ったほうが覚えられる量は増えます。
通勤電車の中や待ち時間などを利用して少しでも学習時間を捻出するように心がけましょう。

もちろん、実践の演習をする際など2時間程度集中する時間を作る必要も生じてきますが、それにはある程度勉強を進めて知識があることが必要となってきます。2時間集中して問題を解くことができるようになればかなり合格に近づいていると考えてよいでしょう。

重い参考書を軽くする秘技

参考書は重いものが多いです。1冊入れるだけで通勤カバンがパンパン・・・なんてこともあります。
そんなときの裏技としてやっている人もいるのが、参考書を分割する方法です。
「参考書 分割 アイロン」などと検索すると詳しいやり方が出てきますのでここでは簡単に説明します。

用意するものはアイロンとホチキスだけ。
カバーを取って、アイロンを製本部分に当てて糊を溶かします。
そうすることによって参考書を手で簡単に分割することができます。
あとは良い感じの箇所で分割して、ホチキスで止めるだけ。
ここできちんとホチキスで分け切らないとバラバラになって何が何だか分からなくなるので注意です。

ただし、キタミ式の場合はいい感じに区切れるところがないのがつらいところ。
紹介しておいてなんですが、基本情報技術者試験では私はこの方法をとらず、ひたすら思い参考書を持ち歩いていました。

私がこの方法をとったのは宅地建物取引士試験の時です。やはり分割して持ち歩けると持ち運びが楽で、気軽に読むことができるのがいいです。参考書と問題集に分かれてるときとか、二つとも入れるとすごい重さになりますからね・・・。
デメリットとしては、そもそも分割に抵抗がある人が多いだろうということ。また、分割してバラバラになって紛失しやすくなること。

これは一つの方法として、頭の片隅に置いておいていただければと思います。

まとめ

資格試験を突破するにはまず勉強時間を確保すること、そして効率よく勉強すること、この2つが重要です。
どちらが欠けても合格には遠くなります。
そしてどちらもそれなりに難しいことです。特に働きながらとなると、まず勉強時間を確保することが大きな壁になるでしょう。

それでもなんとか頑張って、少しずつでも勉強を進められた人が合格するのだと思います。あとは少しの運です。

参考になったかどうかわかりませんが、是非次回の試験で受かるように、頑張ってください!